感染

看護師に必須の用語『百日咳』とは?

百日咳とは、グラム陰性桿菌の百日咳菌(Bordetella pertussis)による急性気道感染症です。特有の痙攣性の咳発作(痙咳発作)を特徴とする疾患です。無治療だとその回復までに約100日かかることから、「百日咳」という名前がついています。 百日咳は、主に乳幼児にみられる病気で、飛沫感染や接触感染によって広がります。感染後、潜伏期間は7~10日で、その後、カタル期、痙咳期、回復期の3つの段階をたどります。 カタル期は、風邪に似た症状で、咳、鼻水、発熱などの症状が現れます。痙咳期は、特徴的な痙攣性の咳発作がみられる時期で、咳がひどくなると息切れや嘔吐を伴うこともあります。回復期は、咳の症状が徐々に軽快していく時期です。 百日咳は、重症化すると肺炎や脳症などの合併症を引き起こす可能性があります。また、乳幼児では、死に至ることもあります。そのため、百日咳の予防には、ワクチン接種が重要です。百日咳のワクチンは、定期予防接種に含まれており、乳幼児には、生後2か月、3か月、4か月、11か月、1歳6か月の5回接種が推奨されています。
職種・資格

診療情報管理士とは?その役割と資格

診療情報管理士とは、電子カルテを始めとする各種診療情報を管理する職種のことである。診療情報管理士の資格は民間資格であり、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団が共同で付与する認定資格である。診療情報管理士と1996年に名称変更される前の診療録管理士とで合わせて、33,306人が全国で認定を受けている(2017年5月現在)。 診療情報管理士の主な業務は、カルテや看護記録、検査伝票など診療に関わる記録を収集し、漏れや誤記がないかを確認した上で保存することである。また、上記の診療記録のデータベース化や、データベースを生かした「情報の有効活用」などを行う。特に近年、WHOが定めた国際的な疾病分類基準(ICD)を用いた疾病データ管理が普及していることから、これに沿った疾病の分類作業(コーディング)は診療情報管理士の重要な業務の一つとなっている。
血液・造血

看護師必須!クレアチニンってなに?

クレアチニンは、筋肉で作られる老廃物の一種です。ほとんどのクレアチニンは腎臓の糸球体から排泄されます。クレアチニンは、腎機能の指標として用いられます。腎機能が低下すると、クレアチニンの血中濃度が上昇します。クレアチニンの血中濃度を測定することで、腎機能を評価することができます。 クレアチニンは、筋肉中のクレアチンが代謝されて生成されます。クレアチンは、筋肉のエネルギー源として重要な役割を果たしています。クレアチニンは、腎臓の糸球体から濾過されて尿中に排泄されます。糸球体の機能が低下すると、クレアチニンの排泄が低下し、血中濃度が上昇します。血中クレアチニン濃度が上昇すると、腎機能の低下が疑われます。腎機能の低下は、腎臓病や心不全など様々な原因で起こります。クレアチニンの血中濃度を測定することで、腎機能を評価することができます。
呼吸器

看護師必須『気管支炎』とは?

気管支炎とは、気管や気管支の炎症であり、ウイルスや細菌の感染、またはその他の刺激物質への反応として発生します。気管は、肺につながる気道です。気管支は、気管から肺の内部に向かって分岐する気道の細い管です。気管支炎になると、気管や気管支が炎症を起こして腫れ、粘液の分泌が増加します。粘液は、気道の壁に付着し、呼吸を困難にします。 気管支炎は、急性気管支炎と慢性気管支炎の2種類に分類されます。急性気管支炎は、通常ウイルス感染によって引き起こされる短期的な病気です。慢性気管支炎は、通常喫煙やその他の慢性刺激への曝露によって引き起こされる長期的な病気です。 急性気管支炎の症状としては、咳、痰、息切れ、胸の痛みなどがあります。慢性気管支炎の症状としては、咳、痰、息切れ、疲労、体重減少などがあります。
その他

看護士に必須な用語「s.i.d.(semel in die)」

s.i.d.(semel in die)とは、ラテン語で「1日1回」を意味する略語です。医療現場では、カルテや処方箋に薬の服用回数や投与量を指示するために使用されています。例えば、「s.i.d. 1錠」と記載されていれば、1日1回1錠を服用することを意味します。 s.i.d.は、ラテン語の「semel」と「in die」を合わせた言葉です。「semel」は「1回」を意味し、「in die」は「1日」を意味します。医療現場では、s.i.d.以外にも、b.i.d.(bis in die)やt.i.d.(ter in die)などの略語が使用されています。b.i.d.は「1日2回」を意味し、t.i.d.は「1日3回」を意味します。 これらの略語は、医療従事者同士が薬の服用回数や投与量を簡単に記載できるようにするために使用されています。また、薬を服用する患者にとっても、略語を使用することで薬の服用方法を簡単に理解することができるというメリットがあります。
その他

看護師に知っておきたいアウトブレイクとは?

アウトブレイクとは、ある限定された領域(国、村、病院内など)の中で、一定期間に予想以上の頻度で疾病が発生することである。一般的に感染症に対して用いる。集団発生やエピデミック(epidemic)と呼ばれることもある。 アウトブレイクは、通常、細菌、ウイルス、寄生虫などの感染性微生物によって引き起こされる。まれに、化学物質や放射線などの非感染性物質によっても引き起こされることがある。 アウトブレイクは、小規模なものから大規模なものまで、さまざまな規模で発生する。小規模なアウトブレイクは、家庭や学校、職場などで発生することが多い。大規模なアウトブレイクは、都市や国、地域全体に広がることもある。 アウトブレイクは、公衆衛生上の重要な問題である。アウトブレイクが発生すると、多くの場合、疾病の迅速な拡大と死亡者の増加につながる。そのため、アウトブレイクを早期に検出し、迅速に収束させることが重要である。 アウトブレイクを早期に検出するためには、医療従事者や公衆衛生当局が、異常な疾病の増加に注意を払うことが重要である。また、アウトブレイクを迅速に収束させるためには、感染経路を特定し、感染拡大を防ぐための対策を講じることが重要である。
精神科

看護師に不可欠な用語『自我』~エゴとエス~

自我は、本能的欲動であるエスをコントロールしようとする機関です。自我は、現実の要求に適応するために、エスからの欲動を調整したり、延期したり、抑制したりします。また、自我は、外からの刺激に反応して、適切な行動をとるように働きかけます。自我は、エスと超自我の間で仲介する役割を果たしており、心身のバランスを保つために重要な役割を果たしています。 自我は、生後数か月で発達し始め、思春期にかけて成熟していきます。自我の発達には、両親や周りの大人との関係が大きな影響を与えます。両親や周りの大人との関係が良好であれば、自我は健全に発達し、現実の要求に適応することができるようになります。しかし、両親や周りの大人との関係が悪ければ、自我は不健全に発達し、現実の要求に適応することが難しくなることがあります。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『出血性膀胱炎』とは

出血性膀胱炎は、出血を伴って発症する膀胱の炎症です。出血(血尿)を伴って発症する膀胱の炎症である。症状としては血尿、頻尿、排尿時痛である。膀胱炎の原因は、細菌感染症、ウイルス感染症、外傷、薬剤、腫瘍など様々である。出血性膀胱炎を発症した場合、早期に治療することが重要である。治療は原因に応じて行われるが、通常は抗菌薬や抗ウイルス薬などが用いられる。出血性膀胱炎は、適切な治療を受ければ、多くの場合治癒する。
皮膚科

看護師が知っておきたい爪に関する知識

爪の構造と役割 爪は、タンパク質の一種であるケラチンでできており、表皮と毛の両方の特徴を併せ持つ組織です。爪は、手足それぞれの指先を保護しており、指腹に加える力を支えています。足の爪は、安定して身体を支え、歩行時には爪先に力を入れる役割があります。 爪は、爪の根元にある爪母基で生成されます。爪母基の細胞が分裂して新しい爪を作り、その爪が押し出す力で爪先へと伸びていきます。爪の伸びる速度は、個人差がありますが、一般的に成人で1日約0.1mmです。爪全体の再生には、6~12か月かかります。 爪は、爪甲、爪根、爪母基、爪先、爪床、爪郭、黄線、爪半月、爪上皮の9つの部分から構成されています。 爪甲は、一般的に「爪」と呼ばれる、露出した部分です。死んだ細胞の集合体であり、切っても痛みを感じません。指先を保護する役割を持っています。 爪根は、皮膚の下に隠れた爪の根元の部分です。できて間もない爪のため柔らかく、後爪郭という部位で保護されています。 爪母基は、爪根にあり、新しい爪を作る細胞が集結している部分です。爪母細胞の細胞分裂で増加することにより、新しい爪が生成され、それが押し出す力で爪先へと伸びていきます。 爪先は、爪甲の先端部にあり、爪が爪床から離れて外側へと伸びる部分です。別名、遠離縁とも呼ばれます。爪が伸びることにより、水分は爪床から補われにくくなります。水分不足をもたらすことで、爪は剥がれたり折れたり二枚爪になります。 爪床は、爪甲の裏側にあり、薄いピンク色で皮膚に密着している皮膚のことです。爪が伸びることにより爪床からは離れ、色は透明から白色へと変わり爪床となります。 爪郭は、爪甲の両側にあり、やや盛り上がった皮膚の部分です。側爪廓は爪甲の左右両側を囲む部分で、後爪郭は爪根を覆っている部分をいいます。 黄線は、爪床と爪先の境界線で、爪と皮膚が離れる部分です。 爪半月は、形は半月状で、爪甲の根元にある白色の部分です。生成したての新しい爪は角質化がまだで、水分が多いため白色に見えます。爪半月が大きい=健康というわけではありません。 爪上皮は、皮膚との境界線を覆う角質で、爪甲の根元にある部分です。いわゆる甘皮で、爪の根元にある薄い皮膚のことです。新しく生成されたばかりの爪甲を保護する働きがあります。乾燥によりささくれができるのはこの部分です。
感染

看護師に知っておいてほしい!インフルエンザ基礎知識

* -インフルエンザとは?- インフルエンザは、インフルエンザウイルスによるウイルス性呼吸器感染症です。世界的な大流行により大量の死者を出しうるウイルスとして知られています。 インフルエンザウイルスは、毎年流行するウイルスです。ウイルス粒子の表面にあるヘマグルチニン(赤血球凝集素)とノイラミニダーゼの構造を変化させることで流行を繰り返します。この変化の過程は連続抗原変異と呼ばれ、抗体を持たない多くの人にウイルスが感染し流行を起こします。 インフルエンザの症状は、発熱、咳、のどの痛み、筋肉痛、関節痛、頭痛などです。症状は通常数日から1週間続きます。インフルエンザは、重症化すると肺炎や脳炎などの合併症を起こすことがあります。 インフルエンザの治療は、安静と水分補給が基本です。解熱鎮痛剤や抗ウイルス薬を使用することもあります。
皮膚科

看護師に必須の用語『保湿』について

保湿とは、皮膚の水分を補ったり、水分の蒸発を防いだりして、皮膚の湿度を一定に保つことである。スキンケアの基本となる。 皮膚は常に乾燥にさらされており、水分が失われやすい。そのため、皮膚を健康に保つためには、保湿が欠かせない。保湿には、以下のような効果がある。 * 皮膚の乾燥を防ぐ * 皮膚の弾力を維持する * 皮膚のシワを防ぐ * 皮膚を柔らかくする * 皮膚の炎症を抑える 保湿には、様々な方法がある。最も簡単な方法は、保湿クリームや乳液を使用することである。保湿クリームや乳液は、皮膚に水分を補い、水分の蒸発を防ぐ。また、皮膚のバリア機能をサポートする成分が含まれていることが多い。 保湿に効果的な成分としては、以下のようなものがある。 * セラミド * ヒアルロン酸 * スクワラン * グリセリン * ワセリン 保湿クリームや乳液を使用する際には、自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切である。乾燥肌の人は、油分の多い保湿クリームや乳液が適している。オイリー肌の人は、油分の少ない保湿クリームや乳液が適している。 また、保湿クリームや乳液は、お風呂上りや洗顔後に使用するようにしよう。お風呂上りや洗顔後は、皮膚が乾燥しやすい状態にあるため、保湿剤を塗ることで、皮膚の水分をキープすることができる。 保湿は、スキンケアの基本である。保湿をしっかりと行うことで、皮膚を健康に保つことができる。
アレルギー・膠原病

看護師に必須!MMP-3とは?

MMP-3とは、軟骨のプロテオグリカンなどを分解する酵素である。マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)ファミリーの一員であり、コラーゲンやエラスチンなどの細胞外マトリックスの分解に関与している。MMP-3は、関節炎、動脈硬化、がん、肺疾患などのさまざまな疾患に関連していることが知られている。 MMP-3は、マクロファージ、好中球、滑膜細胞などの炎症細胞によって産生される。炎症反応が起こると、MMP-3が産生され、関節軟骨や動脈壁などの細胞外マトリックスを分解する。これにより、炎症部位の破壊や組織リモデリングが起こる。 MMP-3は、関節炎の進行に重要な役割を果たしている。関節炎では、滑膜細胞がMMP-3を産生し、関節軟骨を分解する。これにより、関節軟骨が破壊され、関節の痛みや腫れなどの症状が現れる。 MMP-3は、動脈硬化の進行にも関与している。動脈硬化では、血管壁の滑膜細胞がMMP-3を産生し、動脈壁を構成するコラーゲンやエラスチンなどの細胞外マトリックスを分解する。これにより、動脈壁が薄くなり、動脈瘤や動脈解離などの合併症を引き起こす。 MMP-3は、がんの浸潤や転移にも関与している。がん細胞は、MMP-3を産生して細胞外マトリックスを分解し、周囲の組織に浸潤したり、遠隔の臓器に転移したりする。 MMP-3は、肺疾患の進行にも関与している。肺疾患では、肺の組織細胞がMMP-3を産生し、肺組織を破壊する。これにより、肺気腫や間質性肺疾患などの症状が現れる。
産婦人科

看護師必須!腟スメアとは?

看護師必須!腟スメアとは? 看護師の研究家 腟スメアについて教えて下さい。 看護師になりたい 腟スメアとは、膣粘膜の剥離細胞や分泌物からなる膣内貯留物を調べることで、子宮頸がんの早期発見のスクリーニングとなる検査のことです。 看護師の研究家...
呼吸器

看護師に必須!『ベンチレーター』とは?

ベンチレーターは、自発呼吸だけでは換気が不十分な患者を補助するための機械です。人工呼吸器や人工換気装置とも呼ばれます。ベンチレーターは、気道を介して肺に空気を取り込み、送り出すことで、患者の呼吸をサポートします。 ベンチレーターは、主に以下のような場合に使用されます。 * 呼吸器疾患による呼吸不全 * 神経筋疾患による呼吸不全 * 手術中や集中治療室での患者 * 意識障害や昏睡状態の患者 ベンチレーターは、患者の状態に合わせて様々な設定が行われます。例えば、呼吸回数、1回の呼吸量、酸素濃度などが設定されます。また、ベンチレーターは、患者の呼吸に合わせて自動的に調整される機能を備えているものもあります。 ベンチレーターを使用する際には、患者の状態を注意深く観察することが重要です。ベンチレーターの設定が適切でない場合、患者の状態が悪化することがあります。また、ベンチレーターを使用することで合併症が起こることがあります。主な合併症としては、肺炎、気胸、肺水腫などがあります。
呼吸器

看護師に必須!誤嚥性肺炎の基礎知識

誤嚥性肺炎は、誤って唾液や食べ物、逆流した胃の内容物を気道に吸い込むことで起こる肺炎の一種です。誤嚥は、嚥下反射が弱まっている高齢者や寝たきりの患者さんに多くみられます。嚥下反射とは、食べ物を飲み込む際に気管への侵入を防ぐために咽頭が自動的に閉じる反射のことです。しかし、嚥下反射が弱まると、食べ物が気管に誤嚥しやすくなり、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。 誤嚥性肺炎の症状には、発熱、咳、痰、息切れなどがあります。また、食欲不振、倦怠感、脱水症状などの症状もみられます。特に、高齢者や寝たきりの患者さんは、誤嚥性肺炎を発症しても症状が軽微なことが多く、発見が遅れるケースもあります。誤嚥性肺炎は、適切な治療を受けなければ、重症化して死に至ることもあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい用語『ブドウ糖(glucose)』とは?

ブドウ糖とは、グルコースと同義であり、血中から全身の細胞に取り込まれ、生体のエネルギー源となる。多くのホルモンによって調整され、低血糖発作時にも摂取される糖質のことである。 ブドウ糖は、炭水化物の一種で、単糖類に分類される。単糖類とは、最も単純な形の糖質であり、ブドウ糖、果糖、ガラクトースの3種類がある。ブドウ糖は、これらの中で最も重要な単糖類であり、生体のエネルギー源として利用される。 ブドウ糖は、主に炭水化物から分解されて得られる。炭水化物は、でんぷん、砂糖、食物繊維などの成分から構成されている。でんぷんは、ブドウ糖が重合した多糖類であり、砂糖は、ブドウ糖と果糖が結合した二糖類である。食物繊維は、消化されない炭水化物であるが、腸内環境を整える役割を果たす。 ブドウ糖は、血液中を流れて全身の細胞に運ばれる。細胞は、ブドウ糖を取り込んでエネルギーを産生する。エネルギー産生には、酸素が必要であり、酸素がない状態でブドウ糖を分解すると、乳酸が産生される。乳酸が蓄積すると、筋肉痛や疲労感などの症状が現れる。 ブドウ糖は、生体のエネルギー源として重要な役割を果たしている。ブドウ糖が不足すると、低血糖発作を起こす。低血糖発作は、意識障害や昏睡などの症状が現れる重篤な状態である。低血糖発作を起こさないためにも、炭水化物をバランスよく摂取することが大切である。
医療機器・設備・器具

グラインダーとは?~用途や特徴を徹底解説~

グラインダーとは、分厚くなった爪や皮膚を研磨して治療するための用具です。爪白癬(そうはくせん)や胼胝(べんち・たこ)、疣贅(いぼ)、爪甲鉤彎症(そうこうわんしょう)などの治療に使用されます。グラインダーは、電気モーターで駆動される回転砥石で、研磨剤を塗布して使用します。研磨剤には、ダイヤモンドパウダーや酸化アルミニウムなどがあり、爪や皮膚の状態に合わせて使い分けます。グラインダーは、爪や皮膚を削ることで、肥厚を軽減したり、表面を滑らかにしたりする効果があります。また、爪白癬の場合には、爪の表面を削ることで、抗真菌薬の浸透性を高める効果があります。グラインダーは、医療機関だけでなく、美容サロンやネイルサロンでも使用されています。
組織・制度

アソシエートナースを知る

アソシエートナースとは、プリセプターナースをサポートする役目を持つ看護師のことである。プリセプターナースとは、新人の看護師を教育する役割を担う看護師のことを指す。プリセプターナースは、新人の看護師に対して、看護業務の指導や助言を行い、新人の看護師が一人前として働けるように支援する役割を担っている。アソシエートナースは、プリセプターナースの負担を軽減し、新人の看護師の教育をより効果的に行うために存在する。 アソシエートナースの役割は、主に以下の2つである。 1)プリセプターがプリセプティーの支援に対して負担を感じないよう、一定期間、プリセプターの支援を行う。 2)プリセプターと共に、プリセプティーの到達目標を設定し、達成できるように支援する。 アソシエートナースは、プリセプターナースの補助的な役割を担うことで、新人の看護師の教育をより効果的に行うことに貢献している。
血液・造血

看護師に必須!サリドマイドを理解しよう

サリドマイドの歴史 サリドマイドは、1950年代に西ドイツの化学・製薬会社であるゲーデオン・リヒターによって開発された抗てんかん薬です。当初、その安全性と効果により絶賛され、妊婦を含む幅広い人々に処方されました。しかし、1961年にドイツの医師であるヴィデキント・レナッハは、サリドマイドを服用した妊婦の出産した子供に奇形があることを発見し、サリドマイドの服用を中止するよう警告しました。 この警告にもかかわらず、サリドマイドはいくつかの国で販売され続けました。その結果、世界中で約12,000人の子供がサリドマイドの副作用を受けて生まれました。これらの子供たちは、四肢の欠損、聴覚障害、心臓病、その他の障害を患っていました。 サリドマイドの悲劇は、世界中の医薬品規制を強化するきっかけとなりました。また、妊婦に対する薬の処方のリスクについても改めて認識されるようになりました。サリドマイドは今日でも、再発・治療抵抗性の多発性骨髄腫、ハンセン病のらい性結節性紅斑の治療に使用されています。しかし、これらの薬剤は厳格に規制されており、妊婦には処方されません。
呼吸器

看護師必見!『胸膜癒着術』とは?

胸膜癒着術とは、胸腔を閉じることで胸水が溜まらないようにする処置のことです。胸水とは、胸腔内に溜まる液体のことで、気胸やがん性胸膜炎によって反復して生じる場合があります。このような場合、胸膜癒着術が考慮されることがあります。 胸膜癒着術は、胸腔鏡下に行うことが多く、胸腔内に小さな切開を加えて、カメラと器具を挿入して行います。胸腔内を洗浄した後、胸膜を焼灼したり、薬剤を注入したりして、胸膜を癒着させます。胸膜癒着術は、一般的に安全で効果的な処置ですが、まれに合併症が起こる可能性もあります。
検査・診断

看護師必携の用語『酸素飽和度』とは

酸素飽和度は、赤血球中のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビンの割合を示す数値です。通常は、動脈血中の酸素飽和度が測定されます。酸素飽和度は、体内の酸素の量を知るために重要な指標の一つです。正常な酸素飽和度は95~100%ですが、呼吸器疾患や循環器疾患などの病気があると酸素飽和度が低下することがあります。 酸素飽和度は、パルスオキシメーターと呼ばれる機械で測定することができます。パルスオキシメーターは、指先に装着し、光を当てて酸素飽和度を測定します。酸素飽和度は、動脈血酸素飽和度(SaO2)と末梢動脈酸素飽和度(SpO2)の2種類があります。SaO2は、動脈血中の酸素飽和度であり、SpO2は、末梢動脈中の酸素飽和度です。通常、SpO2はSaO2よりも少し低くなります。
組織・制度

看護師に必須!一次救急について解説

一次救急とは、入院や緊急手術を伴わない医療のことを指します。初期救急とも呼ばれます。都道府県ごとに作成される医療計画において、救急医療施設は機能別に初期救急医療・第二次救急医療・第三次救急医療に階層化されています。 一次救急には、外傷や急性疾患などの急な病気やケガの処置、慢性疾患の管理、予防接種などの健康管理などが含まれます。一次救急は、一般的にクリニックや診療所、救急外来などの医療機関で提供されます。 一次救急は、患者の命を救ったり、健康状態を改善したりするためには不可欠な医療サービスです。一次救急の適切な提供によって、患者の早期回復や健康維持を図ることができます。
略語

看護師に必須の用語『アウゲ』

アウゲとは、眼科のことである。ドイツ語のAuge(目)に由来する。科目を意味する医療用語には他に、プシコやデルマ、ウロなどがある。アウゲは、眼と視覚の病気や障害を専門とする医学分野である。アウゲの専門家は、眼科医と呼ばれ、眼の構造と機能、眼の病気や障害の診断と治療、視覚の維持と回復について専門的な知識を持つ。アウゲは、非常に重要な医学分野であり、眼の病気や障害に苦しむ多くの人々の生活の質を向上させるために貢献している。
消化器

膵炎ってどんな病気?

膵炎とは、膵臓が炎症を起こす病気です。膵臓は、胃と小腸の間にある臓器で、消化液とインスリンを産生しています。膵炎は、急性と慢性に分けられます。急性膵炎は、突然発症する膵臓の炎症で、重症化すると死に至ることもあります。慢性膵炎は、長期にわたって膵臓が炎症を起こす病気で、膵臓の機能が徐々に低下していきます。膵炎の主な症状は、腹痛、悪心、嘔吐、下痢などです。膵炎の原因には、胆石、アルコールの過剰摂取、薬剤の副作用などがあります。膵炎の治療は、原因となるものを取り除くことから始めます。急性膵炎の場合は、絶食や輸液などの治療が行われます。慢性膵炎の場合は、膵臓の機能をサポートする薬剤や、痛みを和らげる薬剤などが使用されます。