脳・神経

メラトニンとは?睡眠・覚醒リズムを調節するホルモン

メラトニンは、脳の松果体で合成されるホルモンです。睡眠・覚醒リズムを調節する働きがあり、周囲が薄暗くなることを感知して分泌が亢進され、午後11時〜午前3時頃に血中濃度はピークを迎えます。ヒトにおいては睡眠を促進する効果があるため、これにより、昼行性の日内リズムを作っているとされています。 また、メラトニンの分泌量は季節によっても変動し、夜が長い秋・冬のほうが、春・夏に比べて血中濃度が高くなることが知られています。このため、季節性情動障害の一因と言われています。
皮膚科

看護師必須!日焼けの基礎知識

日焼けとは、紫外線線を浴びることによる急性の皮膚障害のことで、日光皮膚炎とも呼ばれます。紫外線線を浴びてから数時間後に皮膚が赤くなり、痛みを伴うようになります。さらに悪化すると、水膨れや皮膚の剥離が起こることもあります。 日焼けには、サンバーンとサンタンの2種類があります。サンバーンは、紫外線線を浴びてすぐに起こる日焼けで、皮膚が赤くなり、痛みを伴います。サンタンは、サンバーンの後に起こる日焼けで、皮膚が黒っぽく変化します。サンタンは、皮膚が紫外線線から身を守るためにメラニンという色素を生成することで起こります。 日焼けの原因は、紫外線線です。紫外線線は、太陽や人工の紫外線ランプから出ており、皮膚に当たると、皮膚細胞を損傷させます。皮膚細胞が損傷すると、皮膚が赤くなり、痛みを伴うようになります。また、紫外線線は、皮膚のメラニンを生成させる働きもあります。メラニンは、皮膚の色素で、皮膚を紫外線線から守る働きがあります。しかし、紫外線線を浴びすぎると、メラニンが過剰に生成されてしまい、皮膚が黒っぽく変化してしまいます。
組織・制度

看護師に必須!看護単位とは何か

看護単位とは、ある特定の場所を対象とする看護を担当する一定の看護要員の集団のことです。一般には「病棟」とほとんど同義とみなされています。看護単位は、看護師長がリーダーとなり、看護師、准看護師、看護助手など、さまざまな職種の看護職によって構成されています。看護単位は、入院患者に対して、24時間体制で看護を提供しています。看護師は、患者の状態をアセスメントし、看護計画を立て、看護を実施します。また、患者や家族に対して、必要な情報を提供し、心理的サポートも行っています。看護単位は、患者の安全と健康を守るために、重要な役割を果たしています。
内分泌・代謝・栄養

顕微鏡的多発血管炎のすべて

顕微鏡的多発血管炎(micorscopic polyangiitis〈MPA〉)とは、小血管を主体とした血管炎の一つである。ANCA関連血管炎に分類され、肺、腎臓、皮膚、神経などを侵す。好発年齢は40~60歳代で、男性にやや多い。原因は不明だが、免疫異常が関係していると考えられている。 顕微鏡的多発血管炎の主な症状は、発熱、倦怠感、関節痛、筋肉痛、皮疹、腎障害、肺障害、神経障害などである。腎障害では、血尿、蛋白尿、腎機能障害などがみられる。肺障害では、咳、息切れ、胸痛などがみられる。神経障害では、末梢神経障害によるしびれや痛み、中枢神経障害による意識障害やけいれん発作などがみられる。 顕微鏡的多発血管炎の診断は、血液検査、尿検査、画像検査、病理検査などで行われる。血液検査では、ANCA陽性、CRP上昇、血小板減少などがみられる。尿検査では、血尿、蛋白尿、円柱尿などがみられる。画像検査では、肺の浸潤影、腎臓の腫大や萎縮、神経の異常などがみられる。病理検査では、小血管の炎症や壊死がみられる。 顕微鏡的多発血管炎の治療は、ステロイド薬や免疫抑制剤、血漿交換療法などで行われる。ステロイド薬は、炎症を抑える効果がある。免疫抑制剤は、免疫機能を抑える効果がある。血漿交換療法は、血液中の有害物質を除去する効果がある。
整形外科

看護師必須の用語『脱腸』とは?

脱腸とは、腹腔内臓器が脱出することです。腹腔内臓器とは、胃、腸、子宮、膀胱などのことです。脱腸は、腹壁に穴が開いたり、弱くなったりすることで起こります。腹壁とは、お腹の筋肉と皮膚のことです。穴が開いたり、弱くなると、腹腔内臓器がその穴から脱出することがあります。 脱腸は、誰でも起こり得る病気ですが、特に男性に多く見られます。また、高齢者にも多く見られます。脱腸は、ほとんどの場合、生命を脅かす病気ではありませんが、痛みや不快感などの症状を引き起こすことがあります。また、脱腸が大きくなると、腸閉塞を起こすことがあります。腸閉塞とは、腸が詰まって、食べ物が通れなくなる病気です。腸閉塞は、命に関わる病気なので、注意が必要です。
その他

看護師必須用語『ジェネラリスト』

看護職におけるジェネラリストとは、特定の専門分野や看護分野を問わず、どのような対象者に対しても経験と教育研鑽を基盤に、その場に応じた知識・技術・能力を発揮できる者を言います。対象者の包括的かつ継続的な看護ケアを提供することが求められます。ジェネラリストとしての看護師は、幅広い疾患や状態を扱うことができ、一次から三次までのあらゆる医療機関で活躍することができます。また、地域の保健医療サービスや公共衛生の分野でも重要な役割を果たしています。 看護師になるためには、看護師国家試験に合格することが必要です。看護師国家試験は、看護師として必要な知識や技能を問う試験で、毎年2回実施されています。看護師国家試験に合格すると、看護師として働くことができます。ジェネラリストとして看護師として働くためには、幅広い知識と技能を身につける必要があります。そのためには、看護学校や大学で看護学を学ぶことが大切です。看護学を学ぶことで、看護師としての基礎知識や技能を身につけることができます。また、臨床実習を通して、実際に患者さんに接する機会を得ることができます。 ジェネラリストとして看護師として働くためには、経験を積むことも大切です。経験を積むことで、幅広い疾患や状態を扱うことができるようになります。また、患者さんとのコミュニケーション能力やチームワークを身につけることができます。ジェネラリストとして看護師として働くためには、常に新しい知識や技術を学ぶことも大切です。そのためには、学会や研修会に参加したり、看護雑誌を読んだりすることが大切です。
組織・制度

知っている?広域搬送拠点臨時医療施設

災害時の患者搬送を支える臨時医療施設 大規模災害が発生すると、多くの傷病者が発生し、医療機関はすぐにパンクしてしまいます。そこで、被災地外の災害拠点病院などへ患者を搬送する際、臨時で設置される医療施設が「広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)」です。SCUは、DMAT(災害派遣医療チーム)が使用する医療施設で、災害発生時に患者を被災地外の災害拠点病院などへ搬送する際、患者の状態を安定させたり、治療を行ったりする役割を担っています。 SCUには、医師や看護師、薬剤師などの医療スタッフに加え、事務職員やボランティアスタッフなどが配置されています。また、医療機器や医薬品、食料などの物資も備蓄されています。SCUは、災害発生時に迅速に設置され、災害拠点病院などへの患者の搬送が行われます。 SCUを設置する場所には、被災地からのアクセスが良く、かつ、災害拠点病院などへの搬送がしやすい場所が選ばれます。また、SCUには、テントやコンテナなどの仮設施設が使用されることが多いです。
小児科

看護師が知っておくべき「怒り」の定義とは?

-怒りの定義とは?- 怒りとは、認知的、生理的、進化的または社会的な側面からなる感情であり、「自己もしくは社会への不当なもしくは故意による、物理的もしくは心理的な侵害に対する自己防衛もしくは社会維持のために喚起された心身の準備状態」と定義されている。怒りは、人間が危険や脅威を認識したときに生じる自然な反応であり、攻撃的な行動や回避行動を引き起こす。しかし、怒りは適切に管理されなければ、自分自身や他人を傷つける可能性もある。 認知的側面とは、怒りの原因となった出来事や状況をどのように認識し、解釈するかというものである。生理的側面とは、怒りを感じたときに身体に起こる変化のことである。進化的側面とは、怒りが人間が生存するために必要な感情であるという考え方である。社会的な側面とは、怒りが社会の中でどのように表現され、受け入れられるかというものである。 怒りは、人間が生きていく上で必要な感情である。しかし、怒りを適切に管理できなければ、自分自身や他人を傷つける可能性もある。怒りを適切に管理するためには、まず怒りの原因となっているものを認識し、それをどのように解決するかを考える必要がある。また、怒りを感じたときに、それをどのように表現するかをコントロールする必要がある。
皮膚科

色が濃くなった!? 色素沈着の基礎知識

色素沈着とは、何らかの原因によってメラニン色素が過剰に産生され、それが沈着することで皮膚の色が濃くなった状態のことである。メラニン色素とは、皮膚や髪の毛、目の色を決める色素のことで、紫外線から皮膚を守る役割をしている。通常、メラニン色素は均一に分布しているが、何らかの原因でメラニン色素が過剰に産生されると、皮膚の色が濃くなり、色素沈着が生じる。 色素沈着は、紫外線、炎症、ホルモンバランスの変化、薬剤など、さまざまな原因で生じる。紫外線は、メラニン色素の産生を促すため、日焼けをすると色素沈着が生じることがある。炎症も、メラニン色素の産生を促すため、傷跡やニキビ跡などの炎症が起きている部分に色素沈着が生じることがある。また、妊娠中や思春期など、ホルモンバランスが変化する時期には、メラニン色素の産生が促され、色素沈着が生じることがある。薬剤の中には、メラニン色素の産生を促すものがあり、服用すると色素沈着が生じる場合がある。
その他

看護師に欠かせない用語「ナート」

ナートとは、縫合、もしくは縫合する、という意味の業界用語です。「縫う」を意味するドイツ語、Nahtに由来しており、医療現場で利用されています。処置に関する業界用語としては、他に、ホウコウやアンプタなどが挙げられます。ナートは、主に外科手術や傷の治療において使用されます。例えば、外科手術では、切開した部分を縫合して元の状態に戻すためにナートが行われます。また、傷の治療においても、傷口を縫合することで傷の治癒を促進することができます。ナートを行う際には、まず、傷口を洗浄して消毒します。次に、傷口の両端を縫合針で固定します。最後に、縫合針を糸で結んで縫合を完了させます。ナートは、医療従事者によって行われる処置であり、患者さんの安全と健康を守るために重要な役割を果たしています。
皮膚科

看護師に必須の用語『毛孔性苔癬』とは?

毛孔性苔癬とは、毛孔に円錐形の角化した粟1~3mm程度の小さな丘疹が鳥肌のように多数みられる皮膚疾患です。毛孔性角化症とも呼ばれます。毛孔性苔癬は、遺伝的な要因や、乾燥肌、栄養不足、ホルモンバランスの乱れなどが原因と考えられています。毛孔性苔癬は、主に上腕、太もも、お尻などの部位に発症します。毛孔性苔癬は、通常は良性ですが、かゆみや炎症を伴う場合があります。毛孔性苔癬の治療は、保湿剤、角質軟化剤、レチノイドなどの外用薬などが用いられます。
眼科

看護師に必須の用語『麦粒腫』

麦粒腫とは、眼瞼にある分泌腺が細菌に感染して炎症を起こし、膿がたまった状態のことを言います。細菌は、主に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌です。分泌腺がつまると、細菌が繁殖しやすくなり、麦粒腫ができてしまいます。 麦粒腫は、上眼瞼にできることが多いですが、下眼瞼にできることもあります。また、麦粒腫は、通常は片方の眼瞼にだけできますが、まれに両方の眼瞼にできることもあります。 麦粒腫は、通常は痛みや腫れを伴いますが、視力障害を引き起こすことはありません。しかし、麦粒腫が大きくなると、視力障害を引き起こすことがあります。 麦粒腫は、通常は自然に治ります。しかし、麦粒腫が大きくなったり、痛みがひどくなったり、視力障害を引き起こしたりする場合は、医師の診察を受ける必要があります。
血液・造血

急性骨髄性白血病を理解する

急性骨髄性白血病とは、骨髄系細胞のがんの一種です。骨髄は、血液細胞が作られる組織です。急性骨髄性白血病では、未分化な骨髄系細胞(骨髄芽球)が制御不能に増殖し、正常な血液細胞の産生を妨げてしまいます。これにより、感染症や出血などのさまざまな症状が現れます。 急性骨髄性白血病は、年間10万人あたり3.5人~4人程度の発症率であり、男性に多いといわれています。発症率は年齢が上がるに従って増加し、65歳以上の高齢者が半数以上を占めています。 急性骨髄性白血病の原因は、骨髄細胞の遺伝子異常です。この遺伝子異常により、骨髄細胞が制御不能に増殖するようになります。急性骨髄性白血病の遺伝子異常には、分化に関わる遺伝子の欠損や、細胞の異常増殖を促進する遺伝子の活性化などがあります。 急性骨髄性白血病の症状は、進行度や病状によってさまざまです。初期の症状としては、疲労感、体重減少、食欲不振などがあります。進行すると、感染症、出血、貧血、発熱などの症状が現れます。 急性骨髄性白血病は、早期に診断し、適切な治療を行うことが重要です。急性骨髄性白血病の治療法としては、化学療法、放射線療法、造血幹細胞移植などがあります。
その他

看護師に知っておいてほしい!『寛解期』とは

寛解期とは、治療によって完治とはいえないが、一時的に病気による症状や徴候が軽くなり、症状がおさまっている時期のことである。緩解ともいう。病気が完全に治った状態を完治(治癒)というが、寛解は病変の再発の可能性がある。 寛解期の特徴としては、次のようなものがある。 ・症状や徴候が軽くなり、日常生活に支障がなくなる。 ・治療を継続する必要はあるが、治療の頻度や強度は軽減される。 ・精神的にも肉体的にも、患者さんの負担が軽減される。 ・寛解期は、患者さんにとって希望の持てる時期である。
精神科

看護師に必須の用語『終末期医療』を徹底解説

終末期医療の対象者は、筋委縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)や筋ジストロフィー症、アルツハイマー型認知症、ガンなどの進行により、多臓器が不全状態にある患者を対象に行うことが多いです。一般的には余命3か月以内と判断されたときに、治療や延命目的の医療行為を止め、苦痛を取り除く緩和医療のみを実施します。ただし、余命が長くないと判断されたときも、患者や家族が治療や延命目的の医療行為を求めるときには終末期医療は実施されません。あくまでも、患者の意思が尊重され、患者が意思を明確に示せないときは家族の意思が尊重されます。
その他

看護師に必須の用語『POMR』

POMRとは、問題志向型診療録のことである。患者の抱える問題に目を向け、患者の問題を中心に行う医療(POM;problem oriented medical)の考え方に合わせた記録方法のことをいう。POMRは、患者の問題を明確にし、その問題を解決するための介入を計画し、その介入の効果を評価するためのツールとして使用される。POMRは、医師、看護師、ソーシャルワーカーなど、患者のケアに関わるすべての職種が共通して使用する記録であり、患者のケアの継続性と協調性を確保するために重要である。POMRは、患者の病歴、身体診察、検査結果、診断、治療計画、ケアの結果などを記録する。POMRには、問題リスト、SOAPノート、ケアプランなどの構成要素があり、問題リストには患者の問題を明確に記載し、SOAPノートには患者の状態、介入、アウトカムを記載する。ケアプランには、患者の問題を解決するための介入を計画する。POMRは、患者のケアの継続性と協調性を確保するために重要なツールである。
循環器

看護師に必須の用語『動脈瘤』

動脈瘤とは、動脈が部分的に膨らみコブ状になったものである。通常は正常血管径の1.5倍以上に膨らんだものを指す。動脈瘤は、動脈硬化や動脈壁の損傷などが原因で発生する。動脈瘤は、その部位や大きさによって、破裂するリスクが異なる。破裂すると、出血多量や脳卒中などの重篤な状態を引き起こすことがある。動脈瘤の治療法は、動脈瘤の部位や大きさ、破裂のリスクなどによって異なる。 動脈瘤は、動脈硬化や動脈壁の損傷などが原因で発生することが多い。動脈硬化は、動脈の壁が厚く硬くなる病気で、加齢や高血圧、糖尿病、脂質異常症などが原因で起こる。動脈壁の損傷は、外傷や感染症、動脈炎などが原因で起こる。 動脈瘤は、その部位や大きさによって、破裂するリスクが異なる。脳動脈瘤は、破裂するリスクが最も高い。次に、腹部大動脈瘤、胸部大動脈瘤、下肢動脈瘤などの順に破裂するリスクが低下する。動脈瘤の破裂は、出血多量や脳卒中などの重篤な状態を引き起こすことがある。 動脈瘤の治療法は、動脈瘤の部位や大きさ、破裂のリスクなどによって異なる。脳動脈瘤の場合は、開頭手術や血管内手術などで動脈瘤を切除したり、塞栓したりする。腹部大動脈瘤や胸部大動脈瘤の場合は、開腹手術や血管内手術などで動脈瘤を切除したり、ステントグラフトを挿入したりする。下肢動脈瘤の場合は、血管内手術などで動脈瘤を切除したり、ステントグラフトを挿入したりする。
アレルギー・膠原病

アザチオプリンとは?作用と副作用を徹底解説

アザチオプリンは、免疫抑制薬の1つである。商品名はイムラン®、アザニン®。免疫抑制薬とは、免疫機能を抑制する薬剤の総称で、自己免疫疾患や臓器移植後に投与される。アザチオプリンは、主にクローン病、潰瘍性大腸炎、関節リウマチ、自己免疫性肝炎、腎移植などの治療に使用される。近年では、免疫機能を調節することで臓器移植後の拒絶反応を抑える薬剤として、腎移植や心臓移植などに使用されることも多い。また、アザチオプリンは、関節リウマチや乾癬性関節炎などの炎症性疾患の治療にも使用される。アザチオプリンは、主に経口投与される。通常、1日1回、1~2mg/kgを投与する。投与量は、患者の年齢、体重、症状の重症度に応じて調整される。アザチオプリンは、一般的に忍容性が良く、副作用は少ない。主な副作用としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などがある。また、アザチオプリンは、骨髄抑制を起こすことがある。骨髄抑制とは、骨髄の造血機能が低下し、血球が減少する状態である。骨髄抑制が起こると、感染症にかかりやすくなったり、出血しやすくなったりする。そのため、アザチオプリンを投与している患者は、定期的に血液検査を行い、骨髄抑制の有無をチェックすることが必要である。
内分泌・代謝・栄養

看護師必見!糖尿病網膜症を理解する

糖尿病網膜症とは、糖尿病を患っている方に起こりうる合併症のひとつです。糖尿病が原因で高血糖が長く続くと、網膜の細い血管が障害されて、網膜や硝子体に異常をきたしてしまいます。糖尿病網膜症は、糖尿病の三大合併症のひとつであり、わが国では成人の失明原因の上位に常にランクインしています。 糖尿病網膜症は、初期の段階では自覚症状がありません。しかし、進行すると視力低下、視野狭窄、飛蚊症などの症状が現れます。また、糖尿病網膜症は失明に至る可能性もあるため、早めの診断と治療が大切です。 糖尿病網膜症の治療法は、糖尿病の血糖値をコントロールすることです。血糖値をコントロールすることで、糖尿病網膜症の進行を遅らせたり、合併症のリスクを下げることができます。また、糖尿病網膜症の進行が著しい場合には、レーザー治療や硝子体手術などの外科的治療が行われることもあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき脂質異常症とは?

脂質異常症とは、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)、中性脂肪(トリグリセライド)のいずれかが基準値より高いか、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が基準値より低い状態のことである。脂質異常症は、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な疾患のリスクを高める。脂質異常症の原因は、遺伝的なものと生活習慣によるものがある。遺伝的なものの場合、家族歴がある人は、脂質異常症になりやすい。生活習慣によるものの場合、高カロリー食、運動不足、肥満、喫煙、飲酒などの生活習慣が原因となる。脂質異常症の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の3つが基本である。食事療法では、高カロリー食、動物性脂肪、コレステロールを多く含む食品を避ける。運動療法では、有酸素運動を毎日30分以上行う。薬物療法では、スタチン系薬剤、フィブラート系薬剤、ナイアシン製剤などの薬剤を使用する。
精神科

看護師に必須の用語『一次妄想』について

-一次妄想とは何か- 一次妄想とは、発生機序を心理的背景から理解することができない妄想である。真正妄想ともいう。一次妄想は、特定の異常な信念や考え方を持ち、その信念や考え方に固執することが特徴である。一次妄想は、統合失調症、躁うつ病、およびその他の精神疾患で発生することがある。 一次妄想は、しばしば奇妙で現実離れした内容である。例えば、自分が宇宙人であると信じている、自分が超能力を持っていると信じている、または自分が迫害されていると信じているなどである。一次妄想は、患者の生活に大きな支障をきたす可能性がある。例えば、仕事や学校に行くことができなくなる、友人や家族と関係を築くことが困難になる、または暴力的な行動を起こすなどである。 一次妄想は、薬物治療、心理療法、またはその両方を組み合わせた治療で治療することができる。薬物治療は、一次妄想の症状を軽減し、心理療法は、一次妄想の根本的な原因に対処するのに役立つことができる。一次妄想の治療は、患者の生活の質を向上させるために重要である。
呼吸器

看護師必須!湿性咳嗽について

湿性咳嗽とは、喀痰を伴う湿った咳のことである。喀痰とは、気管や気管支、肺から分泌される粘液や異物のことである。湿性咳嗽は、風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染症、気管支炎などの呼吸器疾患、喫煙、大気汚染などによって引き起こされる。 湿性咳嗽は、乾性咳嗽とは異なり、喀痰が出るため、咳をすることで喀痰を排出することができる。そのため、乾性咳嗽よりも呼吸器の負担が少なく、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引くと、喀痰が粘りけを帯びて排出されにくくなり、気管や気管支に炎症を引き起こすことがある。また、喀痰が細菌やウイルスを含んでいる場合は、他の感染症を引き起こすこともある。 湿性咳嗽の治療は、原因となっている疾患の治療を行うことが基本である。風邪やインフルエンザなどの感染症の場合は、抗ウイルス薬や抗菌薬を服用する。気管支炎などの呼吸器疾患の場合は、気管支を広げる薬や炎症を抑える薬を服用する。喫煙や大気汚染の場合は、喫煙をやめたり、大気汚染を避けるようにする。 湿性咳嗽は、適切な治療を行うことで、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引いたり、悪化したりする場合は、医師の診察を受ける必要がある。
精神科

知っておきたい『自閉スペクトラム症』

自閉スペクトラム症(ASD)は、社会的コミュニケーションや対人関係の相互作用における障害、限定された興味や活動、繰り返しのある行動を特徴とする発達障害です。ASDは、アスペルガー症候群、自閉症、その他の広汎性発達障害を含む広範囲の症状を有するスペクトル障害です。 ASDの原因は完全には分かっていないものの、遺伝的要因と環境要因の両方が関与していると考えられています。ASDは生涯続く障害であり、現在、治癒法はありません。しかし、早期介入と適切なサポートにより、ASDのある人々は、充実した生活を送ることができます。 ASDの症状は、個人によって大きく異なります。最も一般的な症状としては、以下のようなものがあります。 * 社会的コミュニケーションや対人関係の相互作用における障害 * 限定された興味や活動 * 繰り返しのある行動 * 感覚過敏や感覚鈍麻 * こだわりや儀式的な行動 * 不安やこだわり ASDの診断は、医学的な検査や心理検査に基づいて行われます。ASDの治療法はありませんが、早期介入と適切なサポートにより、ASDのある人々は、充実した生活を送ることができます。早期介入には、行動療法、言語療法、作業療法などが含まれます。サポートとしては、特別支援教育や社会福祉サービスなどが挙げられます。
組織・制度

リエゾンナースとは?

リエゾンナースとは、精神看護専門看護師のことです。「リエゾン(liaison)」とは、橋渡しをする・連携する・つなげるという意味であり、リエゾンナースは精神科看護の卓越した知識や技術を持ち、障害や疾患をもつ患者とその家族に精神的ケアを行う看護師です。 リエゾンナースは、他診療科の看護師などと連携し、質の高い看護ケアを提供する役割を果たしています。また、看護師のメンタルヘルス支援や、教育・研究活動も行なっています。 リエゾンナースは、精神保健分野のスペシャリストであり、患者とその家族に寄り添い、心のケアを提供しています。